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途上国への支援に見えてくるもの

WIRED.jpでこんな記事を見つけました。
テキストメッセージで給水ポンプ故障を監視 from WirelessWire News

アフリカ農村部の給水所ポンプの故障を地元のエンジニアにテキストメッセージで送信できるように、手動式のポンプに携帯電話の機能を持たせようとするものですが、このようなハイテクやユニバーサルデザインによるローテク品の改善は、近年随所で見られるようになった光景です。

効率を上げ、労働負担を下げることで生産性を高め、貧困層の自立、生活水準の向上を図るものです。それ自体はとても良いことですが、そうした取り組みに熱心なのが、先進国の活動家、とりわけ研究機関であるという点に若干違和感を感じます。これは先進国のいわゆる贖罪なのでしょうか。自分たちの発展は途上国の人々の苦しみの上にあるということを意識してのことなのかもしれません。

しかし別の見方をすれば、私たちの生活にごく普通に溶け込んでしまったハイテク製品やプロダクトデザインの発展性を探っているようにも受け取れます。つまりハイテクとローテクを融合することで生み出される便利で無電化で安価な製品が、来るべき災害によるインフラ崩壊でも有効に機能しうるものなのか。そのための実験場として途上国の貧困層が利用されているのではないか。

証明するすべはありません。ですが様々な支援がその場限りではない人類全体の平和と発展に寄与することを期待したい。

 
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